セコム セキュアデータセンター
セコムマネージドクラウドLX ご利用マニュアル

Outlookの設定方法(Linux6向け)

送受信設定

ホスティングサーバ/レンタルサーバからメールを送受信するには、Outlookを下記のように設定してください。 Outlookを開き、「ファイル」>「情報」>「アカウント設定」>「アカウント設定」を選択してください。

以下画面が開きますので「新規」ボタンをクリックしてください。

「自分で電子メールや~」を選択し、「次へ」ボタンをクリックしてください。

「インターネット電子メール」を選択してください。

以下画面が開きますので、ご利用のメール送受信の形式に併せて必要な情報を入力してください。

名前: お客様の名前を入力してください。
電子メールアドレス: お客様のメールアドレスを入力してください。
アカウントの種類: POP3をご利用の場合はPOP3を、IMAPをご利用の場合は、IMAPを選択してください。
受信メールサーバ: お客様のホスティングサーバ/レンタルサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。
送信メールサーバ: お客様のホスティングサーバ/レンタルサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。
アカウント名: お客様のメールアドレスを入力してください。
パスワード: パスワードが分からない場合は、御社システム管理者様にお問い合わせ下さい。

上記の項目を全て入力し、「詳細設定」を押してください。

「送信サーバ」タブをクリックし、 「送信サーバ(SMTP)は認証が必要」をチェックしてください。 また、「受信メールサーバと同じ設定を使用する」を選択してください。 「アカウント設定のテスト」を押すと、現在の設定で送受信のテストを行えます。テスト結果に問題が無ければ、「次へ」を押してください。

設定が完了すると以下画面が表示されますので、完了を押してください。

これで設定は完了です。

OP25B対策

お客様がご利用のプロバイダーがOutbound Port 25 Blocking(OP25B)を実施している場合、標準の設定ではメールを送信することが出来ません。 その際は、下記の設定を行っていただくことで、メールを送信できるようになります。

Outlookを開き、「ファイル」>「情報」>「アカウント設定」>「アカウント設定」を選択してください。

以下画面が開くので、設定を変更したいアカウントを選択し、「変更」ボタンをクリックしてください。

設定画面が表示されますので、詳細設定を押してください。

「詳細設定」タブをクリックし、送信サーバのポート番号を「587」に設定してください。

暗号化設定(over SSL/TLS、STARTTLS)

下記の通り設定することで、メールクライアントとサーバ間のメール送受信経路を暗号化することができます。

Outlookを開き、「ファイル」>「情報」>「アカウント設定」>「アカウント設定」を選択してください。

以下画面が開くので、設定を変更したいアカウントを選択し、「変更」ボタンをクリックしてください。

設定画面が表示されますので、詳細設定を押してください。

※POP3をご利用される場合

「詳細設定」タブをクリックし、「このサーバはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要」をチェックしてください。 送信サーバ(SMTP)のポート番号に「465」を指定し、「使用する暗号化接続の種類」を「SSL」に選択してください。 ※SMTPは587番ポートでも暗号化通信が可能です。

Outlook 2010以外の場合

25、110、587番ポートで暗号化通信が出来ない場合は、SMTPに465番ポートを、POP3に995番ポートを設定してください。

暗号化機能対応表

プロトコル プロトコル番号 対応機能
SMTP 25 SSL/TLS、STARTTLSに対応
587 SSL/TLS、STARTTLSに対応
465 SSLのみ対応
POP3 110 SSL/TLS、STARTTLSに対応
995 SSLのみ対応

IMAPをご利用される場合

「詳細設定」タブをクリックしてください。 受信サーバ(IMAP)のポート番号に「993」を指定し、「使用する暗号化接続の種類」を「SSL」に選択してください。 送信サーバ(SMTP)のポート番号に「465」を指定し、「使用する暗号化接続の種類」を「SSL」に選択してください。 ※SMTPは587番ポートでも暗号化通信が可能です。

Outlook 2010以外の場合

25、110、587番ポートで暗号化通信が出来ない場合は、SMTPに465番ポートを、POP3に995番ポートを設定してください。

暗号化機能対応表

プロトコル プロトコル番号 対応機能
SMTP 25 SSL/TLS、STARTTLSに対応
587 SSL/TLS、STARTTLSに対応
465 SSLのみ対応
IMAP 143 SSL/TLS、STARTTLSに対応
993 SSLのみ対応

送受信の際、このようなエラーメッセージが表示された場合は、「はい」を押してください。 このメッセージは、メールクライアントを起動してから最初の送受信の際に1回だけ表示されます。